屋根葺き替え名人
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瓦棒葺きトタンを
ガルバリウム鋼板の屋根でカバー工法既存の屋根が、瓦棒葺きトタン屋根のカバー工法場合は、下記の工事方法ですと多々、利点がございます。
まず、古い材料を撤去する費用が不要になります。
また既存の野地板、ルーフィング、瓦棒トタンが断熱材の役目も致します。防音面でも、屋根が二重になることにより、今より雨音は、小さくなります。
瓦棒トタンの構造は、3cm程度の心木455mmピッチにあり、平らではありませんので、瓦棒の上に12mm厚の合板+防水シートを張ってから、新しい屋根でカバー致します。
【工事手順】
@棟板金、棟下地木材、雪止め徹去
A軒先、降り棟先端の心木が腐っている可能性があるので、軒先から30cmくらいの垂木を添え木して補強してから、その上に12mmの針葉樹合板ラーチを設置します。その下は空気層になります。
Bラーチの上に、不織布付き高耐久改質アスファルトルーフィング(防水シート)を重ね貼りします。
C軒先は、板金をガルバリウム鋼板を加工して包み込みます。
D軒先より新しい屋根材ガルバリウム鋼板+石粒セラミックコーティングの屋根材(エコグラーニ)を施工していきます。
E棟に換気棟を設置して、心木と心木の間の空間が、通気層となり、こもった空気の排出や結露防止に役立ちます。
F屋根材がその分高くなる為、雨どいの交換は必要になります。
●横浜市鶴見区 K様邸(瓦棒葺きトタン⇒エコグラーニ カフェ +外壁塗装アレスシルクウォール(低汚染艶消しマイクロパウダーシリコン)・付帯部・下屋根塗装(錆止め+弱溶剤シリコン)+雨樋パナソニックシビルスケア)
瓦棒トタンの錆びによる腐食が見られたので、大屋根は、針葉樹合板を全面張りしてからガルバリウム鋼板+石粒セラミックコーティングの屋根材ディーズルーフィング・エコグラーニで屋根カバー工事致しました。
但し、2.5勾配以下の下屋根は、スーバーザウルス(錆止め)+スーパーシリコンルーフペイント(弱溶剤2液型シリコン)で対応させていただきました。
瓦棒トタンの錆びによる腐食が見られたので、大屋根は、針葉樹合板を全面張りしてからガルバリウム鋼板+石粒セラミックコーティングの屋根材ディーズルーフィング・エコグラーニで屋根カバー工事致しました。
但し、2.5勾配以下の下屋根は、スーバーザウルス(錆止め)+スーパーシリコンルーフペイント(弱溶剤2液型シリコン)で対応させていただきました。
▼瓦棒葺きトタンの塗膜切れで、防水能力がなくなくなり、屋根が錆び、耐久性がなくなりつつある状況でした。雨樋も、経年劣化で変形し、勾配が不十分の為、コケが繁殖しておりました。
▼棟板金を剥すと、下地木材が腐食していました。このように下地木材が腐っていることは、よくあります。
▼軒先部分の瓦棒トタンの心木も、腐食している可能性があるので、新しい野地板12mmをしっかり設置するために補強致しました。
▲屋根の勾配が2.5以上の瓦棒トタンの場合は、カバー工法も通気層ができることで利点が生まれます。同時に艶消しタイプの超低汚染マイクロパウダーのアレスシルクウォールの塗装や鉄部の錆止めを強化した塗装工事をすることで、長期に渡り、美観や安心を得ることができたと思います。